施設紹介
 相談窓口
 交通とご案内
 長期入所/短期入所
 デイサービス
 グループホーム
 居宅介護支援事業所
 事務室/法人本部事務局
 陽だまりの広場
 栄養部
 認知症高齢者について
 地域支援事業
 料金表一覧
 みゆき福祉会入り口へ
 認知症高齢者について

認知症高齢者を介護するにあたって
 
 高齢化社会となり、認知症高齢者数も増加の一途をたどっています。認知症が社会問題として取り上げられる理由は、一人で自由に行動ができても介護を必要とする、社会障害を伴う点にあります。また、実際の介護場面においては、@認知症高齢者とコミュニケーションを取るのが難しい。A行動障害への対応が一人ひとり違う。(同じ症状に同じ介護方法が当てはまらない)等対応が難しく、周囲が混乱する要因となっています。
 そこで、認知症高齢者を介護するとはどのようなことなのか、介護する際に大切にしなければならない考え方等について、いくつか述べてみたいと思います。

@ 認知症が病気である事をしっかり認識する。
認知症は病状名ですが、「後天的な脳の損傷によって一度獲得した知能が持続的に障害された状態」といえます。
A 受容と共感的態度で接する。
違った事を言っても、指摘したり訂正したりせず、相手の話を心で受け止めることが大切です。表面の言葉に振り回されず、心を聞いてください。
B 自尊心を尊重する。
嫌な感情はいつまでも残り、介護者との関係性を悪化させます。
C 認知症高齢者の生きている世界、感じている世界を思いやる。
D 安全で安心できる環境を整える。
E 健康状態に気を配る。
F 今ある力を発揮させる。
できる事、できない事を見極め本人の力を活かした生活ができるように支援する。
G その人らしく生きることを支える。
生きてきた歴史がそれぞれ違うようにその人らしさも違い、認知症介護にマニュアルはありません。認知症高齢者は過去から未来へという時間の流れが断ち切れて、“今”という時間の中で生きています。介護者は認知症高齢者が“今をいかに豊かに生きるか”に視点をおき、その人らしく生き生きと生活できるよう支えることが大切だと考えます。


       文責:特別養護老人ホームみずほの里施設長 
           山形県高齢者認知症介護研修指導員 阿部美智子



著作権保有:社会福祉法人みゆき福祉会 禁無断転載